
学士論文
作成日: 2025年1月31日
更新日: 2024年7月14日
使用技術
Unity
C#
R
研究概要
イラスト制作において 3D デッサン人形は有効なツールですが、従来の 2D(マウス・キ ーボード)環境での操作は直感性に欠ける体験が多く、それがユーザーの負担となってい ます。本研究では、VR 技術を用いることでこの操作をより直感的かつ効率的にし、創作 活動を支援することを目指しました。最終的な目標は、VR 空間で 3D デッサン人形を快 適に操作できる最適なインタラクション手法を明らかにすることです。
提案手法・実装
VR 空間での直感的なポーズ操作を実現するため、特に困難であった関節の回転操作に独 自の工夫を加えました。先行研究で示唆されていた課題に対し、補助的なコントローラー (Aim オブジェクト)と、回転軸を制限するモードを組み合わせることで、ユーザーの負 担が少なく、かつ正確な操作が可能な手法を独自に考案し、実装しました。
実験
実装したタスクシステムを用いて、パフォーマンスとユーザビリティ調査を行いました。 タスク内容は、青色の人形の関節をユーザーが操作し、透明赤色の目標ポーズに関節の位 置と回転を当てはめるドッキングタスクです。①操作方式(Direct: 直接手で掴む/Ray: 光線で遠隔選択)と、②姿勢制御方式(Hold: 片手で人形を掴み操作/Placed: 人形は固 定・両手で操作)を組み合わせた、計 4 つの手法を比較しました。パフォーマンスでは Direct-Placed 条件が優れていましたが、インタビューによる定性分析では、それぞれの手 法にメリットがあることが強く示されました。(図 2, 表 1)
発表実績
WISS 2025にてデモ発表